NO.535 消費税は「国民からお殿様(財界)への年貢」。
「税と社会保障は逃げられないテーマだ」(政府税調香西泰会長)・・・22日、政府税調が、消費税増税を含む税制の「抜本的な改革」の議論をスタートさせた。
税調は「消費税は、社会保障財源の中核を担うにふさわしい」と述べ、「(社会保障費を)消費税率を引き上げていくことによって賄うとの姿勢を明らかにすること」(昨年11月答申)を求めてきた。
「最後は政治的決断。国会の決議になる」そうだ。
ヒメツキミソウ
村野瀬玲奈の秘書課広報室から消費税の現実は、「財界への国民からの貢ぎ物」です。福祉のための財源ではなくて。という記事をTBいただいた。
消費税増税に関する新聞社のアンケートに関する論評の中で、次のように述べている。
最も大きな不満は、この調査では、「大脇道場!」さんが繰り返し指摘している、消費税による税収がほとんど企業法人税減税分に相当していて、しかも、ここ数年で、福祉や医療や労働政策への予算はどんどん削られている現実を国民が意識して回答しているのかどうかがさっぱりわからないということです。税収や予算の使われ方について知識も関心もないと思われる一般国民が、税金についての具体的な知識欲のないまま、「福祉を守るためには増税もやむを得ないのかもしれないなあ」と漠然と思っているだけであることが浮き彫りにされているだけの調査にすぎない、という疑問です。
ピンク部分がグリーン部分に貢ぎ物にされたということ。

(しんぶん「赤旗」より拝借)
と。なるほど上手いこと言うわ。消費税の「現実」は、政府与党や消費税増税論者が言いたがる「福祉のための財源」などではなく、「国民から財界への貢ぎ物」というべきでしょう。
「貢ぎ物」? はて?どこかで聞いた言葉・・・!
「国民の年貢をもう少し増やすと言うのは、ごく当たり前のこと。・・・昔の封建時代のお殿様が年貢を取っているわけではない。今のお殿様は国民なのだから、国民が使っているものに対して年貢が追いつかない場合は・・・(増税は)当たり前・・・」
自民党伊吹幹事長の発言である。
「今のお殿様は財界だから」に置き換えてみれば・・・!
なるほど!伊吹の爺さん、もうろくしていた訳じゃあないな。ストレートを投げ込んできていたという訳だ。
よし!それなら、狙い澄まして、「カットバセー!」
NO.540 消費税増税反対関連エントリー集。も参考にどうぞ。
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2008.07.23 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・消費税・財源・税Ⅰ
