NO.556 米原潜放射能漏れ・・・安全無視した対米追随を正せ!
いろいろと話題の北京オリンピックも始まった。 米海軍原子力潜水艦ヒューストンの放射能漏れ事故について、同艦から放射能を帯びた冷却水が漏れていた期間が二〇〇六年六月から今年七月までの二年以上に及んでいたことが七日、分かりました。またヒューストンは同期間中、日本に計十一回寄港していたことも明らかになりました。
みなさんはテレビにかじりついたのでしょうか?
私は、遠方より来た友と飲み会。横にテレビがあるのに誰もスイッチ入れようとも、話題にもしなかったなあ。週末はボチボチのぞいても見るかなあ、というところです。
そういえば、開会式のテーマの一つが「友あり、遠方より来たる、また楽しからずや」だったって?
期せずして!
なんだかいい加減で馬鹿にしたような話ですね。
米原潜、放射能漏れ2年超
06年6月から今年7月まで 日本に寄港11回 佐世保・沖縄 各5回、横須賀にも(赤旗)
(続きは直接リンク先の記事をどうぞ。)
「日本へのすべての寄港の間にもれた放射能の量をすべて合わせたとしても、一般家庭の煙感知器に含まれる放射性物質の量よりも少ない」・・・米側の言い分だ。
反省して詫びるどころか、これぐらいは許容範囲だから、騒ぎなさんな。管理体制の見直しも考えていなければ、今後もこの程度の事はあるからそのつもりでいてくれ、と言うようなもの。・・・なんとも、高飛車で傲慢な態度だろう。日米の親分子分の関係がそのまま表れている。
日本には、毎年20隻前後の米原子力潜水艦が数十回寄港する。ヒューストンに限らず、垂れ流しは常態化していると見るのが常識的だろう。
9月下旬には原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀配備が予定されているが、とんでもない話だ。
米政府は「合衆国原子力軍艦の安全性に関するファクトシート」で、「日本国の港も含め、沖合い12海里以内においては、一次冷却水を含む液体放射性物質を排出する事を禁じている」としている。これによって、日本政府も「原子量空母の安全性が証明された」と、受け入れるわけだ。
「アメリカ側がそう言ってるんだから信じて」と鵜呑みにしてきたことが、実は2年間も隠していた・・・。(隠していたというより、米側が気がつかなかったわけだが、自己点検による検証もできないほどに安全は”神話”だということでもある)
核の持込についても、アメリカが「持ってるかどうかは軍事作戦上明らかには出来ない」といえば、「持ってるとは言ってないから寄港していいだろう」・・・これが外務省の主体性の無い追従姿勢だ。
国民の安全よりも、アメリカの意向をという対米追随を改め、米原潜・空母の寄港は中止すべきだ!
そして、こうした状況の大本となっている日米軍事同盟を解消すべきだ。
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2008.08.09 | | Comments(1) | Trackback(3) | ・米軍・自衛隊・安保Ⅰ
