NO.560 国民よ、もっとやかましく言おうではないか!
太田誠一農林水産相は、残念ながら福岡3区、私の居住の選挙区出身で・・・皆さん申し訳ありません、です。お盆ですね。お墓参用に榊が売っていました。クリックで大きく見えます。
地元の福岡大学で経済を教えていたそうだが、当時の亀井県知事の娘婿として政界に進出した議員である。「集団レイプをするのは、元気がいい証拠で、引きこもりなんかよりはましだ」等と発言し、一度落選したこともあるのだが・・・。地元の運動会などにはまめに挨拶に回っており、つい先だっての校区の壮年ソフトボ-ル大会でも見かけたが、まあどこから見ても元学者のような知性のかけらもない風貌の男だ。どうしてあんな男に票が入るんや?!(私も、顔のことでは人のことは言えませんが・・・笑)
問題発言のyoutube動画
食の安全「国民がやかましいから徹底」 太田農水相発言(朝日)
10日のNHK番組で「食の安全」について聞かれ、「評論家のようなことを言うようだが・・・」と前置きして、「消費者としての国民がやかましくいろいろいうと、それに応えざるをえない」「いまでも日本は安心だけれども、消費者や国民がやかましいから、さらに徹底していこうということでやっていく」と発言した。
中国のような社会主義の国では、まずいことは隠していればいいが、日本は民主主義だから、国民がやかましく言うとプレッシャーがあり、消費者がやかましく言うことには応えざるをえない・・・、実に率直な男ではある。
(毒入り餃子問題が頭にあり中国を引き合いに出して、批判したかったのだろうが。中国を社会主義の国というのには異論があるがここでは、さておき・・・。)
「国民目線の改革」を口にする福田政権にとっては、消費者庁なども設け「食の安全」などの消費者行政を進めることは、いわば政権のセールスポイントである。その担当大臣が「消費者がやかましく言うから、仕方なしにしているんだ」とわかりやすく本音を述べたというのが事の真相だ。
政治家というものは大体、こんな本音を時々漏らすが、みんながもっと正直に語ってくれると政治もわかりやすく、通訳も要らずに国民が政治に参加できるだろうに。そして、ジコウ政権なんてすぐにでも変えられよう物を。
・・・福田さんが「主体性を発揮した」改造内閣の姿はこういうものだということだ。
ともあれ、民主主義は、国民がやかましく言うことによって、その要求を反映し国会や政府に仕事をさせるという本質を教える問題でもある。国会議員は、国民がやかましく言って、働かせるものであり、働きが悪かったらすぐに首のするものだ。
国民よ、もっとやかましく言おうではないか!なのだ!
「やかましい」は「黙れ!」に続く言葉だから、こういうパロディは基本的に無理はあるのだが・・・、ま、あまり追及せんどって!
さらに太田氏は、「食の安全というのは日本国内では心配しなくてもいい」とも語っている。
しかし、国内でも食品表示の偽装問題などが相次ぎ、頭を下げるニュースが盛んに流されている。中国製冷凍ギョーザ事件をきっかけに、日本の輸入検査体制がいい加減であることも問題になった。こういう問題の奥には食料自給率が四割にまで落ち込み、外国産に頼らざるをえない状況に追い込んだ政府の農業政策がある。
認識不足もはなはだしいといわなければならない。次の選挙では絶対に落とさなければ!
三流の「評論家」を農林水産大臣に任命した福田首相の責任問題でもある。
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html

友さんの写真ブログです。下手の横好きですが、どうぞごゆるりと。

いつもありがとうございます。もっとやかましく言うぞーと思う方は、ランキングー!

↓ ↓


- 関連記事
-
- NO.1457 飢餓人口10億人 食料主権の確立、自給率向上を (2009/11/17)
- NO.1400 志位さんに大拍手!「時代は大きく変わった」?ものですね。 (2009/10/09)
- NO.604 「私はコレで大臣をやめました」(太田誠一) (2008/09/20)
- NO.603 太田農水相、じたばたもしないで投げ出し! (2008/09/19)
- NO.602 米の自給率を上げ農家を守るのは政治の役目。 (2008/09/19)
- NO.560 国民よ、もっとやかましく言おうではないか! (2008/08/13)
- NO.489 日本農業の底力を発揮し、国際貢献を。 (2008/06/17)
- NO.487 「水の話」・・・「水からの伝言」じゃなく、「1kgの牛肉を生産するのに必要な水は約20トン」=水輸入大国日本について。 (2008/06/15)
- NO.277 餃子と食の安全と、農業と親父。 (2008/02/06)
テーマ:政治・経済・時事問題 - ジャンル:政治・経済
2008.08.13 | | Comments(3) | Trackback(5) | ・食と農業問題
