NO.567 「ちょっとシャベリ場」は、どう?
今日は気軽に、大人のちょいシャベリ場。
皆さん「余暇」について話してみませんか?
過去ログNO.565 「自由時間」という名の不自由。で、余暇のことについて書いたら、ヒロシさんから、次のコメントをいただきました。
日本人は余暇の価値を低く見ている
日本人は余暇をを無駄と考えている傾向があると思います。 特に、学者、研究者の場合、正月三が日まで研究室に出ていたなどという話が武勇伝のように話題になり、『さすが学者は偉い!』と考えます。 程度問題は違いますが、普通の人も、夜遅くまで働くことは良いことだと(建前上)考えている。 もしくは考えているふりをします。 しかしこのような生活をしている学者、研究者の発想は貧困になり、アイデアが枯渇してしまうと思います。(私も学者のできそこないで、一応会社では技術者だったのである程度わかります)
欧米の学者、研究者は趣味が広く、仕事を離れて日常を楽しみ、あるいは馬鹿な振る舞いをして底抜けにリラックスする人が少なくないです。 彼らにとって、仕事も、仕事を離れた生活も同じように大事なのです。 これは歴史的な文化の違いが根底にあるように思っています。 だから友さんが書いているような余暇の過ごし方の貧困化の影響は、日本において深刻化するように思います。
2008-08-20 水 09:59:55 | URL | ヒロシです
いつもちょい辛口のヒロシさんですが、国民性というか、なるほどですね。
これお・ぷてらさんは、次のように述べています。理論派ですから・・・。これも理解できますね。
人間とスポーツを考えても、たちどころに余暇(時間)の意味の重要性に気づかされます。何よりもスポーツの今日的原型は国の産業革命以後にあって、そこでルールが確立されたといわれています。つまり、この時期以降、労働者は労働時間短縮をかちとり、勤労者層のなかでスポーツが急速に広がったとされるのです。
端的にいえば、時短のなかで余暇時間を労働者階級がかちとったといえるのではないでしょうか。そうして、勤労者一人ひとりがもっていた(スポーツの)潜在的能力を開花させてきたといえるように思えるのです。(中略)
少し回り道をしましたが、あらためて強調したいのは、勤労者にとって余暇(時間)の意味は人間の発達にとって重要だということです。
ですから、少なくない部分が余暇を考えるヒマもない日本国の実態は、非人間的位置に勤労者が置かれていることの表現でもある。

私のことをざっくばらんに書いてみます。
零細な障害者作業所の所長ですから、貧乏暇なしですが・・・。「就業時間を就業規則に縛られない」管理職ですから、仕事は限りなく、時間は「自由」。いくら残業しても仕事がまともに片付いた試しはありません。最近は極力残業は減らすようにしています。体力の問題もありますが、福祉現場は、仕事にきりが無いので「自己規制」をかけないと際限なくなりますので。
余暇はもっぱら趣味三昧。
4人の子育ても手が離れたので、時間は殆ど自分のものです。
山野草を栽培したり金魚を飼育したり、こうしてブログに向き合ったり・・・。最近は写真ブログも始めたので、頭の中は写真写真・・・。出不精だった私も、遠くに写真撮りに出かけたいなあと思うようになりました。時々蕎麦を打っては人を呼んで、飲んで語るのも好きだし・・・。そして人とつながっていくことが楽しみです。・・・飲み会は最近へっていますね、誰か誘ってえ!
・・・本を読んだり、映画を見たりとか知的で文化的な趣味は・・・無いですねえ(笑い)。必要を感じたら、ちょっとだけですが。
おっかあには「忙しい人が忙しい趣味ばっかり持って・・・睡眠時間まで減らして、気が知れない!」等と呆れられています。生き物に関する趣味は、相手に合わせないといけませんからね。なんか、「育てる」という行為がすきなのか、「こいつら、俺がいるから生きてるんだ」と自己存在を確かめているのかも。・・・かなり暗い性格?
余暇はボーっとしていると逃げていきますね。
特に忙しい人は、たまに時間が取れると、「あー暇! この暇の使い方を誰か教えて!(笑)」なんていう人もいますが、私の場合も、計画的に過ごさないと、たまの休みはずるずる過ぎて、夕方が近づくころ「あ~、なんもせんで一日が終わる~~」と後悔することになります。そしてまた、おっかあに「休みの日は何もしないのが当たり前でしょう!」と突っ込まれ・・・(笑)

仕事も余暇も充実してこそ、人生は楽しいし人間の幅も広がるような気がしますが・・・。(私の幅が広がってるかどうかは別として)
みなさん、いかがでしょうか?どしどし気軽にコメントいただければ、嬉かです!
・・・ぜんぜん誰も乗ってこなかったりしてぇ(大汗、涙?)心優しい人は、友さんを孤立させないようにしてね。
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html

友さんの写真ブログです。下手の横好きですが、どうぞごゆるりと。

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2008.08.21 | | Comments(12) | Trackback(1) | ・社会評論Ⅰ
