NO.578 自由にしゃべらせろ!
この石井という青年、ユニークな男だ。 テレビ出演させてくれ! 北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧(21=国士舘大)は26日、都内で行われた日本選手団の解団式に出席した。17日の帰国後、テレビ生出演はゼロ。日本男子監督であり、大学の斉藤仁総監督(47)ら首脳陣が、石井の奔放な言動を危うく思い、出演を自粛させているとみられる。石井はしゃべりでも勝負できるところをみせたいと訴え、解団式後に行われた首相表敬訪問などでも、ユニーク発言を連発した。
彼ならきっと「金」を取ると思っていた。
ここまで管理せずに自由に物を言わせたらどうだ。そのほうが柔道界にとっても、この若武者の成長にとっても有意義な事だと思うが・・・。
石井しゃべりも“黒帯”、でもTVなし(GOOニュース)
・・・(中略)・・・
まさに規格外だ。記念の金メダルは、尊敬する格闘家の小川直也(バルセロナ五輪柔道銀メダリスト)が主宰する「小川道場」に飾ってもらうという。「メダルが近くにあると過信するので、ない方がいい。金メダルがすべてじゃない。ゆっくりするのは死んでからでもいい」。公式行事をこなしたあと大学に戻り、1人夜のトレーニングを行うと宣言して、姿を消した。
「1本を取る柔道」を目指す日本柔道界では、異色のスタイル。
「がむしゃらに勝ちに行く」・・・金のためにそうしたのだ。
がけっぷちに立った北京オリンピック柔道で相当なプレッシャーの中、最後に金を取った。
「金」だけを評価して、彼を見ようとしないのはいかがなものか。
優勝直後のインタビューで「遊びたいです!」と素顔をのぞかせた。本音だろう、いいじゃあないか、まだ21歳だ。
私は、もっと彼にその規格破りの奔放さで物を言わせてこそ、柔道がもっと面白くなるだろうと思うのだが。
もし監督の管理が報じられるようなものであれば、なんと懐の浅い「管理主義」としか言いようが無い。
彼の考えや思いやそして努力のありようをそのまま見ることによってこそ、「金」の意味が見えてくる。
結果として「金」があればいいとする「金」至上主義は、日本柔道界の発展にとってもマイナスだろう。
「金」は、選手が取ったのだ。
みんなその選手を見たいのだと思うが・・・。
返す返すも残念だ。
ついでにここなんかもどうぞ。
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2008.08.31 | | Comments(2) | Trackback(2) | ・社会評論Ⅰ
