NO.681 「96歳のおばあ、麻生を叱る」と 「ぶれる人」。
忙しい人間が久しぶりに時間が手に入ると、その自由なはずの時間を使いきれずに不自由な時を過ごすことになる。
日ごろは、よそ様のブログ訪問も余りしないのだが、「不自由時間」に任せていくつか覗いてみると、アレもこれも参考になったり・・・その技術がうらやましかったり。私はパソコン音痴で、文章を書いて載せるのがやっと。ブログをやりだし、リンクを張ることとトラックバックを送ることと、写真をアップすることを覚え、つい先日動画を貼り付けることができるようになり・・・喜ぶ(笑い)。
今日は二つのブログから・・・。
「おばあ、麻生を叱る」(SADAOKA・NET)より。
麻生総理の給付金バラマキを叱っている。政治記事はこう書きたいものだと思った。96歳のおばあに座布団10枚だ!「トシ、お前やちゃ、どげ思っちょうだ」。
「なんを?」
「給付金だがな」。
・・・・・昨日、久しぶりに顔を見せた私に96歳の母がいった。
「ホリエモンや、ほらなんてたっけ。つかまった・・」
「うん? 守屋?」
「そげ、守屋までやるんだら。うちにしてもトシのところにしても別にいらまいが。そうより、生活保護も減らすらしいが、ほんとに困っているところに、もっとやったら良からが。なんであげなことすーだ。医者代にも困っとうもんがおーだらあが。なんで、あげなことすーだ」
「選挙目当てだが・・」
「先のことも考えずに、金配って政治なら、ワシでもすーがな」
96歳のおばあちゃんにも叱られる麻生でした。家に帰って夜のニュースをみてたら、与謝野経済財政担当大臣が「高い所得層の人にお金を渡すのは生活支援の名に反している。所得制限をすべきだ」と言っていた。
(以上引用)
ところが、こちらは有名人の人気ブログだが・・・。
系統的にずっと読んできたわけではないので、ちょっとずれるかもしれないが・・・。
政治の実際の過程は、その人の姿を浮き彫りにしてくれるいい例かも。天木直人氏は進歩がなく、ブレが見え出している。確か、イラク戦争に反対し外交官を辞した方で、九条ネットから参院選比例代表で出た方と理解しているが。
政権交代が最優先でそのために民主党を支持してきたようだ。九条ネットで自ら先頭に立って・・・とはなってないみたいだが。それはそういうものかという事にして。
最近自民と改憲競争を明言した民主党に異を唱えながら、なお幻想にすがるようだ。
「海賊退治に自衛隊派遣」を提案した民主党より、
「政局におぼれた軽率さ」?・・・幻想がしみついているか。私にも遠慮はある。
民主党批判をしていいのか、という遠慮である。
それは私が政権交代をすべてに優先するからだ。
それでも私には譲れないものがある。
それは憲法9条を守る事こそ最強の安全保障政策であるという、私がたどり着いた確信に反する事である。
憲法9条否定につながるいかなる政策にも、私は異を唱える。
民主党は、政局におぼれた自らの提案の軽率さを、真摯に反省すべきである。
(以上引用)
次に、こんな根性は嫌いだな。
護憲派は強力な味方を見つけた。沢田研二をひっぱりだしたらどうか。より、
いや、これだけなら別にそんな気持ちも理解しないわけではないんだけど。彼ほど強力な護憲論者はいないと思う。
この歌は「九条への(自分の)ラブソングでもあるんです」とインタビューで答える沢田研二を、平和を愛する国民は三顧の礼をもって担ぎだすべきだ。
彼なら協力してくれるに違いない。
護憲政党が党利党略で進める護憲運動を敬遠する一般国民は多い。私もそのひとりだ。
彼こそ素朴に平和を願う一般国民の平和運動の先頭に立てる人物ではないか。
(以上引用)
一方で、こんなことを言ってるんだな。
「ルールある資本主義」の必要性を強調し始めた日本共産党
「利用しないでほしい」?利用としか見れないゆがんだ目線。・・・ジュリーは「三顧の礼をもって」利用しながらか?私は日本共産党を批判するためにこのブログを書いているのではない。
それどころか志位委員長の言動を評価したいのである。
願わくば、派遣労働者の窮状を救うことを党勢の拡大より優先させてほしい。
党勢の拡大のために蟹工船ブームや派遣労働者問題を利用しないでほしい。
日本共産党の議席のひとつやふたつを増やすことを優先するのでなく、国民が期待する新しい政党に生まれ変わって欲しい。(以上引用)
「ルールある資本主義」は綱領の基本に謳っている。要するに共産党が嫌いなだけ。
九条ネットをどう総括したかは知らないが、信念があるならその活動を続けながら「護憲」の共同に力をつくせばいいじゃないか。
「護憲、護憲」といいながら、それにはほど遠い民主に期待をかけ「政権交代」を言うだけ。さあ、これからどうするかが見物だが。
基本は、高みから「評論」するだけの俗物と見た。(もちろん、そうだと共感するエントリーもあったが・・・)「俺はイラク戦争に反対し、外交官を辞めたんだぞ」というだけの根性が見える。・・・それがどうした?それからどう進化するかが、問われてるんじゃないか?
現実政治の展開に学ぶことができず、自爆するんじゃないかと心配だ。
人のことを悪く言うのは、気分がいいものではない。
しかし、有名人の悪しき影響力には、やっぱり一言釘は刺しておくことが必要かと。
・・・無名人は思う、今日この頃です。
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
今日もありがとうございます。
座布団10枚は気持ちよかったが、後半はあまり気持ちいい話ではなかった。
気分悪くなった方は、ごめんなさい。
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2008.11.03 | | Comments(6) | Trackback(1) | ・政治一般Ⅱ
