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NO.686 人は生きているだけで価値がある・・・五木寛之。

 おせっかいかも知れないけど、この記事を読んで欲しい人がいます。

 『遊行の門』・・・まだ読んでいないけど、人々の不安な心を支え、励ますエッセー集だそうです。
「遊行(ゆうぎょう)」とは、古代インドの、人生を4つに分ける思想からきているそうだ。「学生期」、「家住期」、「林住期」、「遊行期」(76~100歳)。人生のしめくくりの時期。
 「青春の門」ならぬ「遊行の門」とは、人生最後の心構えのようなものだそうだ。・・・後期高齢者への入り口なんていやな言葉じゃなく「遊行の門」、覚えとこ。
五木寛之は「地獄のような時代では、人は生きているだけで価値がある」と言う。

遊行の門

 先日のエントリーNO.684 二人の歴史の中で紡ぎ合ってきたもの。でも、最後に少し触れたが、感じるものがある。赤旗日曜版(11月2日)、インタビュー記事「『蟹工船』ブームと混迷の時代に、作家は、この時代をどう見ているのでしょう」より拾い上げてみます。

蟹工船」ブームに思うことは。
 奴隷のように過酷な労働、暴力、そしてリアルな搾取の描写。貧困・格差という今の状況とも重ねて、若い人の関心はそうした小説前半にあるようにも見えますね。しかし、大切なのは、労働者たちが団結して組織的に立ち上がっていく後半なんです。・・・プロレタリア文学が読まれる時代なんですね。

    ~転~
世はまさに大転換時代の兆しを見せている。

 変わらぬものは何一つありません。欧米先進国の優位も必ず変わります。きざしはまずアメリカから現実のものになるでしょう。
 資本主義という巨大な恐竜が、何度も何度も補修を重ねつつ生き延びてきたが、もう万策尽き、老いた巨体でのたうち回り、倒れようとしている。断末魔のあがきなんです。そのために人間だけではなく動物も森も蹂躙され、すさまじい被害を受けている。
 ソ連が崩壊したとき、資本主義はソ連型の社会主義主義に勝利して、永遠の構造であるかのような皮相な見方があった。しかし、それは違います。資本主義はマルクスがいったようにいつかは終焉を迎えます。そして新しい次の社会が出現するのではないでしょうか。

    ~心~
人生のしめくくりの時。

 物忘れやボケを嘆くことはありません。カメラでいうとフォーカスの状態を考えればいい。中心に焦点を当てて周りをぼかす。ボケてきたら、世界のどうでもいいことは脇に置き、自分にとって一番だいじなことだけを見て生きていこうということです。子どもに還って遊び、戯れる。気ままに、わがままに、そして無心に生きるのです。

ウツ時代の歩き方。
 混迷の時代だから、素朴でやさしいヒューマンな人ほど傷つき、ウツウツたる気持ちを抱かざるを得ない。
 陽に比べ陰をマイナスと思う時代は終わったのではないでしょうか。道教に「玄」という思想があります。陰から生気が生ずるという。ウツの中にエネルギー、生命力があるということです。文字を見てもそうですよね。「鬱蒼(うっそう)たる樹林」「鬱然(うつぜん)たる大家」「鬱勃(うつぼつ)たる野心」・・・。その生命力がフタをされて、生かされずにいるからこそウツウツたる気分が生ずるんです。

    ~命~
生命の重さ、人間の価値。

 ”交通戦争”に対して”心の戦争”という自殺は、年間約3万3千人を超えている。
 自己の命をかけがえのないものと感じないということは、他人の生命の重さも感じないということでしょう。自殺の増加と殺人事件の増加は同じタ楯(たて)の両面なんですね。
 人はだれも苦しみ悲しみ、絶望、挫折します。しかし、成功しようが、不遇のままで過ごそうが生きていることに意味があるのです。1本のライ麦が4ヶ月の命を支えるのに、顕微鏡でなければ見えない微細な根毛までカウントすると、総長1万1200キロ毛を張り巡らせているという(アメリカの生物学者の実権報告)。
 ならば人間は、途方もないほどの”根”を張り巡らせて生きているのです。すごいことなのです。人は生きているだけで価値がある、と私は思うのです。




その人の目にとまって、心に届いてくれるといいんだが・・・。


あ、動画が見つかりました。全部で10数分です。

ウツの時代、五木寛之1/3
          
            
ウツの時代、五木寛之2/3
         

ウツの時代、五木寛之3/3
         

  
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2008.11.05 | | Comments(4) | Trackback(5) | ・社会評論Ⅰ

コメント

9月、五木寛之の「百寺巡礼」第1巻を買って・・・まだ読んでませんが・・・
あわてて、今開いてみたなら、冒頭に「学生期(がくしょうき)」「家住期(かじゅうき)」「林住期(りんじゅうき)」「遊行期(ゆぎょうき)」とあるではありませんか。
今の私は・・・家住期と林住期の狭間にいるのかな・・・

遊行の門、そのうちに読ませていただきます。

2008-11-05 水 20:38:00 | URL | 哲老 #4bPc0PO2 [ 編集]

哲老さんへ。

私は小さいときから、活字は教科書しかない環境で育ったので、読書の習慣がなく・・・お恥かしい限りです。
五木寛之は、大学生のころ「青春の門」を買って読んだ程度です。
動画での彼の話。開き直り自分を認めていくというか、したたかな精神に刺激されるものがありました。
作家としての実績も、自信を裏付けてくれるのでしょうが・・・。
我々のような何の取柄も無い一介の市民が、どのような精神であのようになれるかは、甚だ心許ない気がします。
励みにしようと彼の言葉を拾い出したことでした。
そして一緒に読んでほしい人へのメッセージとして。
・・・果たして読んでもらえているやら。

2008-11-05 水 21:45:00 | URL | 友さん #- [ 編集]

 鬱について反論あり

 この1年あまり、次々と身近な人が鬱になりました。 それがきっかけで、鬱のことを多少なりとも勉強しました。 鬱になると自殺を試みる人がとても多いのです。 だから一時も目を離せません。 なぜ自殺しようとするか? それは命を大切に思わないから、と簡単に言えないようです。 鬱は脳の病気で、脳の働きが異常になり、記憶が保存できなくなるそうです。 ついさっき話したことを全く思い出せない。 一種の記憶喪失です。 周りの人の話がわからず、無視されている、阻害されている、馬鹿にされているなどの感情が生まれるそうです。 このような状態が毎日、毎日続くと『自分は価値がない人間だ。 だから生きていても仕方がない。』と思うようになり、自殺するそうです。 健常な人が命を大切にしないという状態と、鬱病の人の心理は同じではなさそうです。 鬱は大変やっかいで理解しがたい側面があります。 回復に3,4年、長い人は死ぬまで20年とか30年も鬱から抜け出せないそうです。
 動画の中で五木さんが言っている鬱というのは病気の鬱とは少し違うニュアンスだと思います。  私が言いたかったことは、自殺者が多い理由は命を大切にしないからではなく、派遣などの希望のない生活が長期化し鬱状態になって自殺するという事例が多いのではないかとかねがね思っているということです。  

2008-11-07 金 19:03:14 | URL | ヒロシです #- [ 編集]

追加です

何度もお邪魔します。
五木氏の対談じっくり聞かせていただいて、私も書きたくなったので書かせていただきました。これって確かトラックバックをどうにかするんですよね。その辺よく分かりませんのでここでご挨拶させていただきます。

それと、
ヒロシさんのコメントもよく分かります。確かに病気の鬱と、状態の鬱では大きな違いがあります。自殺にしても、私は生命を大切にする結果、自死を選択することもあるのではと考えたこともありますが、・・・その判断能力が無くなって(病気または病的な状態で)自死にいたる場合も多いですし、いずれ自死は本人にとっても周囲にとっても不幸であると思うのです。

ヒロシ氏のおっしゃる最近の自殺者増は、政治が貧困であるための社会現象であり、為政者の責任は大きいと私は思っています。

(この件で私はすこし支離滅裂かもしれません)

2008-11-09 日 13:23:43 | URL | 哲老 #4bPc0PO2 [ 編集]

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