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NO.700 「新しい歴史教科書」教育は、防衛大学で始まっていた。

田母神発言は、個人の問題ではなくなってきている。
そんな中、赤旗がスクープした防衛大学の教科書の内容。
あのナチズムを「民族主義が燃え上がって報復を決意するのは当然の結果」と認め、明治以降の日本の侵略戦争を「戦争原因は欧米列強によるアジア侵略からの自衛を基本とし権益の増大とその衝突」の結果だと肯定しているそうだ。
 靖国史観に基づく歴史教育は、既に自衛隊の幹部養成学校の必須科目として取り組まれている。
 五百旗頭(いおきべ)真防衛大学校長は、「防大における歴史教育の内容がどのようなものであるか、改めて調べてみた。あの戦争を賛美するような講義内容は…まったく見あたらなかった」としていたようだが、国民には隠れてやっていたという意図が見え見えではないか。

1108街の秋1787

 
過去の戦争「自衛を基本」
「日清から大東亜まで」
防衛大教科書で侵略正当化
(2008年11月11日(火)「しんぶん赤旗」)以下、引用。

 防衛大学校で必修科目となっている「防衛学概論」で使用される教科書『防衛学入門』が、第二次世界大戦について「自衛を基本とし権益の増大とその衝突」などと記述されていることがわかりました。同教科書は10日までに本紙が政府関係者から入手したもの。日本政府の立場に反して、日本は侵略国家ではないとした論文で更迭された田母神俊雄前航空幕僚長の論旨とも類似する内容で防衛大学校の歴史教育が問われます。

 『防衛学入門』は安倍内閣当時の2007年3月に、同大学校防衛学教育学群国防論教室が編さん。同書は「防衛大学校において教育する防衛学の全体を範囲とし、4年間の教育期間に取り扱う防衛学各分野を総合したもの」(はしがき)と位置づけられ、「安全保障」「現在の戦略」「わが国の防衛と自衛隊」など7章、全文143ページです。

 第四章第二節「世界戦争史」では第二次世界大戦までの戦争について「苦役的・刑罰主義的なヴェルサイユ体制下に置かれたドイツにおいて、民族主義が燃え上がって報復を決意するのは当然の結果であった。また、この熱狂的な民族主義は、イタリア、日本、スペイン等に伝搬していった」と記述し、ヒトラーのナチスドイツや日本軍国主義の侵略を当然視しています。

 第四章第三節「日本戦争史」では、日本の過去の戦争を「日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、支那事変及び大東亜戦争」と当時の呼称のままで表記。それらの「戦争原因は欧米列強によるアジア侵略からの自衛を基本とし権益の増大とその衝突であり」と明治以後の日本の侵略戦争(行為)をすべて「自衛が基本」との戦争観で書かれています。

 五百旗頭(いおきべ)真防衛大学校長は「毎日」(9日付)への寄稿で「防大における歴史教育の内容がどのようなものであるか、改めて調べてみた。あの戦争を賛美するような講義内容は…まったく見あたらなかった」としていました。



  
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2008.11.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・歴史改ざん許すな

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