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NO.793 「おめでたい人」はどちら?

 「友さんは、なんとおめでたい人なのでしょうか。」・・・おめでたい人になりたいです。褒め言葉ならうれしい限りだが・・・。そういうふうに言われるのなら、・・・その言葉をそのままお返しするしか無いでしょうね。

 ブログでの論争は往々にして不毛なものですが、公にされた言論には私的なブログと言えども反論の権利はあると言うのが私の立場です。そこで、NO.789 「カナダde日本語」美爾依さん,それはいただけません。というエントリーを立てた。まあ、無視してもいいのだったが、多くの読者を持つその影響は無視できない害悪だと思ったので。護憲とかリベラルと目される(こんなカンバンはどうでもいいのだが)ブログで、大企業を免罪する論調はどうしても一言申し上げておく必要を感じた次第だった。

イチョウ2


 こちらのコメント欄にも反論はありましたが、あちらのコメント欄で以下のような反論がしたためられている。

友さん、
友サンのブログのコメント欄にも書きましたが、こちらでも、もう一度反論させていただきます。

>今必要なのは、大企業の雇用における社会的責任を果たさせること、正規労働者に当たっても然り。

まず、社会的責任を果たさせるとは、どんな意味ですか。これまで必要以上に低賃金で働かせていた分を労働者に戻すということでしょうか。もしそうだったら、これまで好景気のときこそ大企業の利益を労働者に還元させるべきでしたが、この不況の中で、いまさら社会的責任を果たせと迫るのは無理でしょう。

>正当な賃金を支払わせることは、政治の力でなすべきことです。

もちろん、これは正論でしょうが、なぜいまさら?日本では、最低賃金が世界の平均に比べても低いので、もっと上げるようにずっと前から言ってますが、ぜんぜん上がりませんね。

>日本の大企業は、世界にも例のない横暴ぶりで、労働者を絞りに絞り膨大な利益を溜め込んでいます。これを吐き出させるために政治が力を発揮するときです。

それはわかっています。共産党もそのために長い間最低賃金を上げるように訴えていますよね。それでも、全く何も変わらないばかりか、状況は悪化するばかりです。

>麻生政権が曲がりなりにも動き出したことはこの間の、国民の闘いと世論の力であり、政党で言えば共産党の奮闘の成果でしょう。
それを監視し、実効あるものにさせることこそが今大切だと思います。

すでに雇われている人の賃金をあげることが効果を発するとは思いません。賃金は今のままでも、雇用機会をもっと増やして、失業者にこそ手を差し伸べるべきでしょう。麻生が動き出したといっても、今もし賃金を上げれば、それを理由に又、解雇される人が増えるだけです。これが社会にとって何の役に立つと言うのですか。大企業はおかげで人員整理ができると喜ぶでしょう。

賃金を上げようとしたことで、麻生政権が動き出したという友さんは、なんとおめでたい人なのでしょうか。


国民の世論が政治を動かす
 私の論点は、「非正規労働者の雇用安定、賃上げ、新卒予定者の採用内定の取り消し対策、・・・いずれも急を要する課題だ。どこまで大企業に迫れるかは疑問だが、そこまで動かざるをえないところまで世論が追い込んでいるのだ。私は、大いにやってくれ!という立場だ。」「無能な麻生政権がこうした動きに手を着けざるを得なくなったのは、まさに労働者や国民の闘いの成果(あえて言えば政党では共産党だけ)であり、さらに監視を強め、徹底した企業への監視と指導を実効あるものにさせることではないのか。」と書いたように、国民の闘いと世論が政治を動かす、このことへの評価にある。

 もとより麻生総理に預けてどうにかなるなどと、期待など表明はしていない。昨日麻生総理が渋谷の雑貨店「ロフト」を視察に行ったのと同じで、雇用問題を考えているんだというアピールを超えることは無いだろう。

政権批判なら大企業の論理も
 一言一言に再批判はしないが、一言で言って「麻生政権を批判するなら、大企業の論理も使える、大企業擁護の御用学者でも使える」という実に節操の無いものである。利用しながら、その論に組して自らなり下がっていくの図だ。大企業に負担をかけたら、雇用も賃金もだめになるという事は、この間財界と御用学者が常に主張して来たこと。大企業の国際競争力が一番大事だといえば、この国ではそれに物言う政党は共産党しかいいないという状況だ。

 そんななかで戦後最長の好景気と言われながら、労働者の賃金を抑制して来たのだ。何のため?雇用を広げるためでなかったことは周知の事実。それは企業の「宿命」「生理」=利潤追求が最優先のためだ。
 トヨタの場合だけでも、正規雇用労働者の賃上げは02年からの4年間はゼロ。06~08年はわずか1000円に過ぎません。更に非正規に切り替え、労働コストを抑えながら暴利を溜め込んできたのが日本の大企業だ。トヨタグループの内部留保(溜め込み利益)は07年度で実に、13兆9000億円です。 資本金10億円以上の大企業全体でみても、内部留保は229兆円。そのほんの一部を使うだけでも雇用は継続できるし、正社員にすることはできるわけです。さらに正社員の賃上げも可能です。・・・こんな事実が見えないのはなぜか?

政治・社会のダイナミズム
 「それでも、全く何も変わらないばかりか、状況は悪化するばかりです。」・・・だから、間違いだと言うのも早計な、敗北主義だ。そうできなかった事情を見なければならないだろう。複雑だが・・・。

 先ずはこの間の自公政権の無策が主な政治的な原因だが。
 他にも、一つに例えば、日本の労働組合運動は、残念ながら「連合」が出来てから企業に賃上げを言えなくなり、「会社の人事部」に多くが成り下がったことも無視できない。「会社が安泰であればこその労働者」だという。いつか大きなパイのおこぼれをいただくことが出来るだろうから、会社のために我慢して賃金抑制も受け容れて、がんばろうという路線をとってきたのだ。

 その政治的な要求は、機関決定で投票の自由も奪い強制的に民主党に預ける。財界からの金を当てにし一言も財界のやり方に注文できない民主党に労働者の要求を強引に託させるというやり方だ。・・・いまだにこれらの組合は、非正規雇用労働者の首切りに異を唱え闘う事をしない。非正規が自分達の賃金を食っている。・・・こうして、分断されて労働者がその最大の武器「団結」を持ちえていない。

 あるトヨタの期間社員はその日記の中で書いている。
「11月20日。トヨタ労組の職場会。期間従業員は2年目から組合に加盟させられる。毎月1000円ぐらいの組合費を払っている。なのに、期間従業員切りの話は全くでなかった」と。
 「雇用か賃金か」ではない。「雇用も賃金も」である。そこにこそ国民・労働者の要求があり、団結の条件があるのだ。

 預かった民主党はどうか。この危機に「政局」の駆け引きに明け暮れ、雇用問題には何らその数の力を発揮できないでいる。挙句の果ては、政局をもてあそぶ党首討論のあとで、首相退陣なら超大連立? 小沢氏が構想 与党を揺さぶりだ。?つきだから、あの1年前の連立騒ぎとは違い「選挙管理内閣」と言うことだろうが・・・。

 ・・・ちょっと横道にそれたが、考え方が正しければうまく行くという訳ではない、それが多数となり「物質的な力」として働かない限り、政治も社会も動かないことは残念ながら政治のダイナミズムが証明するところだ。


「雇用も賃金も」
 「すでに雇われている人の賃金をあげることが効果を発するとは思いません。」・・・これも「賃金と雇用」を対立的にしか見ない御用学者の見方から来るものだ。経済対策としてもいただけない。 
 
 下表は、労働者の所得を増やすことによる内需拡大効果です。(労働総研試算 10・31)
派遣やパートの正社員化やサービス残業の根絶などで家計支出が15兆円増え、景気回復と生活向上ができるという。
 労働総研試算

 これによると、(1)派遣とパートら363万人の正規化(2)サービス残業の根絶(3)週休二日制と有給休暇の完全取得―で635万人分の正規雇用を創出する。

 これによって、年収はパートなどで約240万円増の486万円、派遣で約110万円増の351万円(25~29歳)など、計21兆3000億円増え、消費需要(家計支出)も14兆9000億円増大。
誘発される国内生産は24兆3000億円にのぼり、国内総生産(GDP)を2・5%押し上げるというものだ。

 さらに、中小企業の多い製造業分野の生産増につながるため、中小企業へのテコ入れにもなり、税収も2.27兆円増えると算定している。増収は社会保障費の拡充などに役立てることができれば、さらに良くなるだろう。こうして景気、賃上げ、雇用の循環が好転する。ここでも大企業が「抱え込み、溜め込んでいること」が循環を妨げる最大の問題だ。俗に言えば「金は天下の回り物」になることで生きるし、回らなければ腐るだけだ。

 これらは大企業のため込み利益(内部留保)229兆円の5・28%にすぎず、実現可能だとしている。この数字から見てもさらに、賃上げにも十分に応えられる体力が大企業にはあるのだ。こういう立場から「雇用も賃金も」大企業に迫ることが、今求められている。

ポーズに終わらせずに、実効ある指導と措置を
 大企業は、「内需を犠牲にして、輸出で儲ける」ことに汲々として、その利益を国民に還元するという責任を放棄してきたために、内需が冷え込み景気が悪くなって来たのだ。そうなれば、企業そのものも成り立ち行かなくなるだろう。その方向転換を迫るところに、今政治が力を発揮しなければならない時だ。

 麻生総理は、去る15日のG20(金融サミット)で、世界に向かって「外需依存度の大きな国における自律的な内需主導型成長モデルへの転換」と提案してみせた。
「よそで人ごとのように言うだけでなく、ここで自分からやれ!」である。

 共産党が政府に対して、「大企業が雇用を守る社会的責任を果たすように実効ある指導、監督を」と緊急申し入れをしていたが、これに対して、河村官房長官は「日本経団連などの要請する」と応えて、昨日、総理が要請したようだ。

 改めて、こうした方向は、国民の闘いと世論が作ってきたものだ。
 さらに、「要請」するだけでなく、しっかり指導監督して実効ある措置をとれ!」と言っているのだ。



 ・・・ん?当弱小ブログにいやにアクセスが多いなと思ったら、
こちらで(花・髪切と思考の浮游空間)取り上げられていた。ご参考に。

・・・繰り返すと、大企業の乗り切り策として繰り返される人件費削減。一人ひとりの労働者の生活を守るなど、寸分たりとも視野にないのだろう。むしろ、こんな論調も厳然としてある。池田信夫大先生がこう語ると、キャンペーンにもなるのだろう。情けないのは、いままで護憲派などの言葉でもって扱われていたブロガーもその侵食を受けていることだ。大脇道場さんによって、私はそれを知った。
曰く、

不景気に賃上げを要請したら、企業側は、非正規職員だけでなく、正規職員までも解雇せざるをえない状況に追い込まれる

だと。すでに分断策に乗せられきっているのは明白ではないか。
まあ、人は困難な状況にたちいたったときこそ、その人のよってたつところが、もっとも端的に現れるのだから。


こちらでも(非国民通信)。

 さて、(麻生総理の行動は)今までの実績を考えればとても期待は持てないのですが、とりあえず方向性自体は間違っていません。ところが大脇道場さんが取り上げているように、この方向性自体にも批判的な人がいるようです。財界の立場から? それとも御用学者? いやいや、日頃は政府与党に否定的な人が、です。右から政府与党を批判している極右層でもなく、概ね左から政府与党を批判してきた人の中にも、ですね。曰く、不景気に賃上げを要請したら企業側は一層の人員整理に走る、雇用を控えるようになり失業者はますます増えるのだとか。

 何を今さら。そんなことは、政財界の御用学者がずっと主張してきたことではありませんか。だからこそ、戦後最長の景気回復が続く中でも「不景気だ」と彼らは主張してきたのです。不景気なのだから、雇用の正規化も賃上げも無理、そんなことをすれば企業側に人員整理への圧力が高まり、かえって失業者が増えると、御用学者は繰り返し唱えてきました。中にはそれを逆手に取り、正規職員の非正規化、賃金カットを進めることで雇用情勢が改善されると、実状を無視した主張を垂れ流してきた人も少なからずいるわけです。

 そして主張の正当性より「どちらの陣営に与しているか」を重視する人もいます。政府与党に批判的な「同志」でありさえすれば、見下げ果てたレイシストであろうと応援し出すような人、例えば城内実を持ち上げる(自称)リベラル・平和系ブロガーなどがそうですね。単に反政府与党でありさえすれば内容不問とばかりに馴れ合う人もいるわけです。で、まず何よりも「政府与党に反対であること」を最優先事項にするとなると、今回の麻生氏の行動も否定するしかない、その結果が御用学者の唱えるところと一致しても、政府与党に立ち向かうことが肝要、そうなるのでしょうか。



 さて、アップしようかなと思ったらラジオで、「連合」が「平成13年以来8年ぶりに、春闘でベア要求」と報じていた。
高木剛会長は「金融危機で実体経済が悪化、雇用問題が深刻化する中、個人消費拡大による景気回復のため賃上げが必要だ。賃金や雇用の要求に応え得る企業の基礎体力は十分にある」と訴えたそうだ。雇用対策はトーンが小さいが、これもやると言う。
あの「連合」でさえ動かざるを得ないところまで来たということだ。
これとて、労働者・国民の世論と運動が高まったからだ。

大事なのは、こうした政治・社会のダイナミズムにどう主体的に関わり、状況を切り開くかだ。



 ・・・長々と書いてしまった。俺ってネチッコイかしら?

みんな自由に発言する。批判は自由。必要な反論はする。です。
おめでたい人になりたい。
しかし、これは意味が違う。「おめでたい人」はどっちか?
ま、「おめでたい」うちはお互いに救いようがあるでしょう・・・。
議論は尽きているから(最初の一文で尽いていたんだが)、これ以上この件について書くつもりはありません。

美爾依さん、これからもよろしく。


  お付き合いついでにシャッターはこころで切れ!で、紅葉狩りでもどうぞ。 
 
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html

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2008.12.02 | | Comments(10) | Trackback(5) | ・雇用と労働問題Ⅱ

コメント

現代という新時代は真に目出度い方向に発展しています。

小泉内閣の新自由主義、規制緩和政策のために労働者も塗炭の苦しみに追い込まれ、労働者、国民の反撃が強まり、与党内部からさえも労働政策規制強化への転換も検討されてきているようです。 経済財政諮問会議の中味も変わりつつあるようです。
労働組合の運動、国民の運動、政治が総合的に発展的に動いているのが現代の特徴ではないでしょうか。

次のようなonline記事もあります。
------------------------------
いずれにせよ、このようにして、自民党内に新しい調査会が発足しました。これも、2006年の年末であったことにご注意下さい。
 自民党雇用・生活調査会の2006年12月13日の初会合もまた、私が「2006年転換説」を唱える根拠の一つになります。先に紹介したインタビューで、後藤田さんは「市場万能主義を主張する時期は終わりを告げている」として、次のように語っていました。

 経済と労働は切っても切れない関係だ。いくら、政府が経済成長戦略を掲げ、GDPを増やし税収増を目指しても、健全な労働市場と消費社会がなければ、経済・社会の安定はない。バブル崩壊後の経済を立て直すうえで、企業は「設備、借金、雇用」の3つの過剰を減らしてきた。そして、過剰雇用でリストラされた正社員を派遣、パートといった非正規雇用で補ったことが企業の利益につながっている。
 その結果、大手企業は「いさなぎ景気超え」を謳歌しているが、その一方で、生活保護を受けている世帯は100万世帯を超えている。最低賃金は先進国のなかで米国に次いで2番目に低く、ワーキングプアの問題は深刻だ。憲法25条の生存権の保障の精神からしても見て見ぬふりはできない。
 財界は、労働市場の一段の流動性が大事で、規制緩和を継続しろと言っているが、まだ、金儲けが必要なのか。市場万能主義を主張する時代は終わりを告げている。

 その通り!、と言いたいような発言です。さすが、故後藤田正晴の又甥だけのことはあります。
 イヤー、自民党はしぶとい。それに幅が広い。こういう人物を内部に抱え込んでいるわけですから……。
 民主党はどうでしょうか。これだけの認識を持ち、発言する議員はいるのでしょうか。
 もちろん、非正規雇用についての国会質問で大きな反響を呼んだ、共産党の志位委員長のような例もあります。各政党が、最低賃金の引き上げやワーキングプアの解決に向けて競い合うというような状況が、是非、生まれてもらいたいものです。

 いずれにせよ、このようにして、「政の逆襲」が始まりました。潮の流れは、与党内部でも変わりつつあったということです。
 そして、このような状況の変化によって、ホワイトカラー・エグゼンプションの導入が葬り去られることになります。07年1月16日、安倍首相は日本記者クラブで記者会見を行い、ホワイトカラー・エグゼンプションの導入について「今の段階では難しい」と発言し、通常国会への法案の提出を断念する意向を明らかにしました。
 「労働ビッグバン」の大きな柱が挫折した瞬間です。このような潮目の変化は、その後も続いていると見て良いでしょう。・・・
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2008-03-23
--------------------------

#随所で見られる写真。素晴らしいです。気持ちもリフレッシュされて、シャキとなります。

2008-12-02 火 21:10:56 | URL | bboxi #- [ 編集]

そう、”どう主体的に関わり、状況を切り開くか”です。
友さんに、大拍手!!

2008-12-02 火 21:25:58 | URL | sada #- [ 編集]

社会的公正

誰よりも箪笥貯金をしていたのは、大企業だったのですねえ。下請け企業や労働者をを絞り上げてこれだけの内部留保を積み上げてきたのですね。

内部留保の僅か5.28%を吐き出せばこれほどの事ができるのなら、それをさせない法はありません。失業者が溢れ自殺者もどれだけ増えるか分からないという今、数十%吐き出させてもいいのではないか。

こういう数字を大手メディアが黙殺しきっているのは許せない気持ちです。社会的公正という言葉は、日本では死語になってしまったのでしょうか。

ところで、私は美禰衣さんのサイトも大脇さんのサイトも好きです。「賃上げ」についての意見の違いは、美禰衣さんの手元に単に数値情報が無かったためと推測します。これからも社会的公正のために連帯していってください!

2008-12-02 火 22:33:53 | URL | ホタル #OARS9n6I [ 編集]

ホタルさん、
ブログを気に入って下さってありがとうございます。でも、賃上げの意見の違いは、私の手元に数値情報が無かったためではなりません。景気のいいときなら、首相が経団連に賃上げするように交渉するのは、もっともなことですが、今、多くの企業が倒産しているときに、とんでもないことだということです。でも、友さんは、私が何度説明しても全く理解されてないようで、このままでは平衡線で終わりそうなので、この辺で止めておきます。もし、mixiのメンバーだったら、下の賃上げに関する記事のコメント欄を見ていただけたら、どれだけ多くの人がこの金融危機に賃上げすることが馬鹿らしいことかを悟っているかわかると思います。

http://news.mixi.jp/list_quote_diary.pl?page=1&id=683193


2008-12-03 水 08:21:37 | URL | 美爾依 #HfMzn2gY [ 編集]

いやはや、友さんの喧嘩好きには負けますね

労働問題、賃金問題については、さすがの美爾依さんも専門外…という感じですね。
今年に入って、福田総理、麻生総理…いくら馬鹿ちょん総理とはいえ、一国の総理が2代続けて、財界に向けて労働者の賃上げを口にせざるを得なかった背景が理解できていないようですね。

正規社員の賃上げと、非正規社員の解雇との間には、何の因果関係も存在しない全く別次元の話ですが、むしろ労働運動全体の発展性から見れば、正規社員の労働条件が向上すれば、その分非正規社員の労働条件も向上する…これは過去の労働運動の実績から見てそうなっていますね。

美爾依さんの主張は、率直にいえば財界の宣伝文句に乗せられた、ちょっと皮相な感は否めませんな。

あ、それから、私も写真の間もどきをこしらえました。暇な折にはのぞきにきてくだされ。ではでは。

2008-12-03 水 19:26:18 | URL | simanto114 #.HUrAvmg [ 編集]

事実関係の把握と合理的な分析

>首相が経団連に賃上げするように交渉

経団連と賃上げ交渉することは、本来連合等の労組の団体の仕事であって首相の仕事ではありません。
むしろ首相や閣僚や国会議員等のやるべき仕事は、労働者の権利の保障を向上させるように規制を強化したり、株主の不労所得への課税を強化したり、累進課税を強化したりすることです。
それが「人民の人民による人民のための政治」というものです。

まあ、現実には「人民の金持ちによる金持ちのための政治」ですけど。民主主義じゃなくて金主主義。

>多くの企業が倒産しているときに、
>とんでもないこと

http://www.tdb.co.jp/report/tosan/syukei/08dokami.html

売り上げを伸ばしたり、原料高騰を販売価格に転嫁したりするには、消費者の購買力が上がることが必要不可欠です。消費者の購買力を上げるには、労働者の賃金を上げないとダメです。

物価が上がっている状況で賃金据え置きなら、購買力は低下します。余計に倒産が増えますよ。

>どれだけ多くの人がこの金融危機に
>賃上げすることが馬鹿らしいことか
>を悟っているか

単に多くの人の賛成なら、コイズミやらイシハラやらハシモトやらも得ています。すなわち、世の中には馬鹿らしい人が多い。事実関係の把握と合理的な分析ができない、馬鹿らしい人。

しかし、例えばこれお・ぷてらさんやmahounofuefukiさんは、凡百の馬鹿らしい人とは異なる慧眼の持ち主です。彼らは「金融危機に賃上げすることが馬鹿らしい」などとは仰っていません。

おめでたいのはどちらか、言うまでもありません。

2008-12-03 水 20:09:07 | URL | latter_autumn #J6Syvwzk [ 編集]

賃上げは、できたらするべきだが、今の優先順位としてトップに来るものではない。なのにまずそれを経団連に交渉する麻生は、やはりズレまくっている。

優先順位は:
1、派遣労働や期間工の雇い止めなどによる失業者を増加させないこと。
2、下請け企業からの納品価格(今まで絞りに絞っていた)を上げること。

そして内部留保金をふんだんに持ち、減益とは言えまだまだ黒字の「大」企業にはそれを実行するだけの余力がある。少なくとも「大」企業は、それくらいの社会的責任は果たすべきです。

2008-12-03 水 22:06:43 | URL | ホタル #OARS9n6I [ 編集]

大企業以外は

どうなのでしょうね?
大企業は、全企業の内、ほんの数%かと思います。
残りの大部分である中小零細企業の利益や内部留保(あれば、ですが)は、どうなんでしょうね。
大企業に雇用されている人もいれば、当然、中小零細企業に雇用されている人もいるわけですからね。
大企業だけが賃上げしろ、という意味なんですかね、麻生総理の発言。
中小零細企業は、賃上げどころか雇用を維持するのも難しい所が沢山ありそうです。
その意味では、美爾依さんの発言「多くの企業が倒産している時に賃上げ要請するなんてとんでもない」というのは、一理あるとは言えますよね。
ちょっと疑問だったので書いてみました。

なお、大企業に応分の負担・社会的責任を果たさせるというのには賛成です。
共産党・社民党・国民新党の議席を伸ばしたいなあ。

2008-12-04 木 02:57:46 | URL | たか #F5nx9/XY [ 編集]

中小零細企業の賃上げ

>大企業以外は
どうなのでしょうね?
大企業は、全企業の内、ほんの数%かと思います。
残りの大部分である中小零細企業の利益や内部留保(あれば、ですが)は、どうなんでしょうね。
大企業に雇用されている人もいれば、当然、中小零細企業に雇用されている人もいるわけですからね。

やはり人を労働契約を結んでで働かしている以上はその労働者、その家族の「健康にして文化的な最低限度の生活」を保障する賃金を支給する必要があるのではないでしょうか。
そうでなければ、社会の再生産が頓挫してしまいます。

それには、大企業が中小零細企業を収奪するのを止めさせること、政府の金融、財制等の政策が必要になるのではないでしょうか。

以上。咄嗟に思いつくままです。

2008-12-04 木 21:37:37 | URL | bboxi #- [ 編集]

ありがとうございます

何らかの規制をすればいいのかもしれませんね。
自由主義ではおかしいとは思いますが、中小零細企業から搾取するのを防止するような法律があればいいなあと。
民主党が中小企業いじめ防止する対策を考えているようなので、ひとまず期待したいです。

2008-12-05 金 01:01:56 | URL | たか #F5nx9/XY [ 編集]

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08年12月1日  土曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次

08年12月1日  土曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 1・アメリカの政治家と日本の政治家・アメリカ編{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 2・アメリカの政治家と日本の政治家・日本編{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 下のURLは私の所属している護憲+グループ

2008.12.02 | 護憲+グループ・ごまめのブログ

「賃上げ」だけでなく「労働分配率引き上げ」と「時短」を前面に押し出さねばならない

 連合が2009年春闘で8年ぶりにベースアップを要求する方針を決めたという。  連合、8年ぶりベア要求 物価上昇に見合う賃上げを ? 47NEWS(2008/12/02 15:47)*web魚拓  http://s01.megalodon.jp/2008-1202-2056-40/www.47news.jp/CN/200812/CN200812020100...

2008.12.02 | 世界の片隅でニュースを読む

流行語大賞に思う- 蟹工船とネットカフェ難民

ことしの新語・流行語大賞が発表された。十指に、蟹工船が入っているという。世相を反映している。思い出すのは、昨年の同賞。ネットカフェ難民が大賞に選ばれていた。それでは、ネットカフェ難民が文字どおり流行に終わって、死語になっているのかといえば、そうではない...

2008.12.02 | 花・髪切と思考の浮游空間

共産党の言葉の無力

芸能人は歯が命、って旧いっすが。政治家は言葉が命。下掲は、 11月21日付毎日新聞朝刊より、野坂昭如の連載エッセー「七転び八起き」。 英語ダメな僕が言うのは何ですが、オバマ次期米大統領の言葉は 素晴らしいんですってね。引き合いに出すのも憚れるが、わが国...

2008.12.03 | BLOG BLUES

派遣切りホットライン 結果報告

11月29・30日の2日間、全国ユニオンが開設した 「派遣切りホットライン」には、472件の相談が寄せられました。 雇用と住まいを同時に奪われ、 ...

2008.12.03 | 派遣ユニオン ブログ

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