NO.846 反撃は確かに始まっている!
ちょっとミニ忘年会から帰ってきてネットをチェックしたら、こんな記事が!また一言言わないかんばい。
理屈を言う暇はないけど、たたかいと世論が全うな道を開く。
世論に押され、日産は18日には退寮勧告を撤回していた。そしてまた譲歩した。モノを言うこと、それこそが世の中を全うにする唯一の道だ。この報道だけでは詳しい話は分からないが、・・・そういうことだ!多分、絶対。
日産ディーゼル派遣中途解約:方針転換、「派遣」を満期雇用(毎日JP)
日産ディーゼル工業は25日、派遣社員の削減について、契約途中での雇用打ち切りをやめ、期間満了まで雇用する方向で検討することを明らかにした。非正規従業員(派遣社員と期間従業員)の削減に批判が強まっているためで、人員削減を急ぐ他メーカーにも影響を与えそうだ。
同社は11月、契約途中を含む派遣社員約200人を年末までに削減する方針を打ち出し、派遣会社には契約に基づき1カ月前に契約解消を申し入れた。しかし、まだ解約していない派遣社員を追加削減する場合は、期間満了での「雇い止め」を検討する。・・・以上、引用。
俺的に言えば、いすゞでも日産でも、1社では譲歩は難しいだろう。それだけ競争の中でコストを抱えることだ。でも、譲歩せざるをえないほど非正規切りは道理がないということの証明だ。
だから、企業全体で、「撤回」のルールを作り同じ競争のルールを作ればいいのだ。それ以上に悪者になる必要もない。
企業の社会的責任に基づき、経団連が指導的な役割を果たすべきだが、何せ、リーディングカンパニーのトヨタが真っ先に道を外した。会長を出しているキャノンも。
資本主義の社会では少なくとも当面は、資本と労働者は妥協点を見つけて共存しなければならないのだ。・・・だからこそここに政治の役割が出てくる。いつも言ってきた様に、政治が強力に指導・監督をする必要があるのだ。
資本の生理は、利潤追求の前には個々の自己規制はできないのだから、政治主導でしかルールは作れない・・・と思わない?これって、資本主義の歴史の教訓じゃない?
お付き合いついでにシャッターはこころで切れ!も、よろしく。
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いつもありがとうございます。
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2008.12.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・雇用と労働問題Ⅱ
