NO.890 「寂しい病」
1月13日(火) 「寂しい病」
雪で真っ白な朝だった。
四女が、早朝から「お父さん胃が痛い、熱も少しある。頭も痛い。今日1日寝とくから休んでいい?」と、言ってきた。
ちょっとストレスがあると、身体にくる。年に何回かあり、そういう時は「ああ、お父さんも今日はきつくって休みたい気分だ。一緒に休もうか」と言って休んだこともある。
無理か、頑張れるかの見極めは難しい。こういう時は、頑張らせずに心を休ませることにしている。
幸いばあちゃんが来ているので、見てもらうことにした。
後で、「昨日お母さんと別れてさびしかった。ほんとにごめんなさい。もう少し寝ておきます」とメールが入っていた。こういうときは甘えさせてあげるしかない。
昨日、見舞いに行った帰りに、「イオンに行こう」と言うのを拒否した。そのときから様子がふさぎがちでおかしかった。私は、ただ目的もなく消費ゾーンに行くことが嫌いなのだ。誘惑に負けてくだらない消費意欲が頭をもたげ、消費奴隷に知らず知らずに仕立て上げられていく・・・そんなのが嫌なので、特に目的もないのに行くことを認めなかったわけだ。
気持ちがふさぐと後は、負のスパイラル。寂しさが異常にこみ上げてきたのだろう。帰宅後、母方のばあさんに「そっちから学校に通いたい」と電話をしていたらしい。そのことをたしなめられたのも、また気持ちを落ち込ませたようだ。「何でそんなことを父さんに相談せんとね!」。・・・「気持ちわかるよ。父さんだって寂しいもん。みんなで、頑張らなね」とフォローは入れたが・・・。
・・・早く帰ってやるために、夕方からの会議はサボった。
夕食もしっかり食べていたから、明日は大丈夫だろう。大好物のおばあちゃんのハンバーグ弁当だ。そして自分で卵焼きを作り、ばあちゃんに「上手だね、バターの風味がいいね」と褒められて、気分は上向いている。
明日は頼むよ・・・。
1月14日(水) 「復活」
気持ちは返事に出る。朝は6時少し前に起きてきて、ストーブの前でぐずぐずしていた。「何を食べる?」と聞いて反応が鈍い。しかし、弁当を包んで・・・動き出したら、だんだん元気が出てきたようだ。
小雪がちらついている。「よし、大サービスでバス停まで送ろうか?」「うん!」。「学校終わったら電話して」と言うと、「うん!」・・・返事もよくなり、復活!である。
・・・と言うことで、今日は何とか。
学校から途中下車で職場によらせて一緒に帰る。たくさん学校でのことを話す。たくさん聞いてあげる。明日も頼むよ!
1月15日(木) 「がんばったよ!」
10時に帰宅すると、四女は風呂から上がったところ。
「お父さん今日は、校庭を20周も頑張ったよ。ゆっくりだったけど、一度も休まないで走ったよ。きつかったあ。」と、目をきらきらして報告する。
「すごいやん。父さんは走るの苦手やけん、無理やな」と持ち上げる。
2月5日の持久走・駅伝大会のプリントを見せ、「6キロ、いっしょうけんめいがんばるコース」に出るそうだ。
・・・何とか、初期の山は超えてくれそうだ。
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
いつもありがとうございます。
ランキングー

↓ ↓


- 関連記事
2009.01.16 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・父子家庭日記
