NO.894 紹介です。「 派遣切りと闘う ~東京「派遣ユニオン」の1か月~」
年越し派遣村への「誤解」や、あるいはためにする中傷に対する批判記事があちこちで書かれている。
NHKの「ドキュメント にっぽんの現場」で、「 派遣切りと闘う ~東京「派遣ユニオン」の1か月~」が放送されたそうだ。
大津留公彦のブログ2が、密着”派遣村”誕生までの1か月と題して紹介しているので引用して紹介しておきたい。
自動車工場で派遣切りに遭った松戸市の39歳の男性が派遣ユニオンに相談の電話をかけてくる。
派遣ユニオンの関根書記長は別の用事があるので自らも日雇い派遣で働く井沢さんが松戸に出かける。
泊まる所がなく野宿しているという。
ハローワークからは国が準備を始めた住宅に入るように申請せよと言われたがその賃料が払えないという。(無料ではないのか!?)
その夜はサウナに泊まることにした。
次の日支援の人とともに松戸市役所に生活保護に申請に行き受理され5万円の一時金をもらう。
NHKが今何をしたいかと聞いた時彼は「寝たい」と答えた。
その帰り道にカメラの前で彼は止めてあるは自転車の中に気を失って倒れこんだ。
そのまま病院行きとなったがその日のうちに出てきて
過労と栄養不足で倒れたのだ。
このままでは年を越せない人が多く出ると思った関根さんは食事と寝る場所を確保できる場を作ろうと、弁護士や組合などに呼びかけ「派遣村」の準備を開始した。
年越し村が終わって派遣ユニオンの関根さんの所に電話がかかってきた。
派遣村で過ごした人が派遣村に求人を出してくれた会社に就職が決まったという。
会社の寮に入ることになりそれまでのホテル代は出してくれると社長が言ったという。
関根さんは泣いていた。
私も思わずもらい泣きした。
派遣村を批判する人たちと派遣村に関わった関根さんたちは私にはどうしても違う人種に見えてしまう。(以上、引用)
再放送があるようだ。以下は番組案内より。
当事者の派遣ユニオン ブログも参照ください。派遣切りと闘う ~東京「派遣ユニオン」の1か月~
■ 放送予定:総合テレビ 2009年 1月17日 (土) 午後 10:25~
■ 再放送予定:総合テレビ 2009年 1月23日 (金) 午前 3:15~ (木曜深夜)
去年年末、都心に作られた「年越し派遣村」。“派遣切り”などで仕事や住居を失った約500人が集まった。
そのきっかけを作ったのが、東京新宿にある労働組合「派遣ユニオン」だ。
専従の書記長、関根秀一郎さんとボランティア2人を中心に運営する組合に、去年11月から相談が殺到。
関根さんは、解雇を通告された非正規労働者を支援するため各地を飛び回り、賃金の補償や寮の使用などについて一定の成果をあげてきた。
しかし12月に入り、職を失う人はさらに増加。「組合費を払えないが助けてほしい」「組合に相談に行く交通費がない」など、より深刻な訴えが相次ぐようになる。
年の瀬が迫り危機感を持った関根さんは、せめて食事と寝る場所を確保できる場を作ろうと、知り合いに呼びかけ「派遣村」の準備を開始した。
十分なセーフティーネットが用意されないまま、突然解雇を告げられる非正規労働者たち。
“派遣切り”に翻弄される人たちのために奮闘する小さな組合の1か月を追った。
参考過去ログ:NO.889 「年越し派遣村」とはなんだったのか。①
NO.891 「年越し派遣村」とはなんだったのか。②
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!転載、引用、リンク大歓迎!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
いつもありがとうございます。
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2009.01.18 | | Comments(2) | Trackback(3) | ・雇用と労働問題Ⅲ
