NO.898 片付けは難しい。
1月17日(土) 「さあ、片づけをしよう」
家事の手伝いに来ていた鹿児島ばあちゃんが、夕方帰った。
家の中をきれいにしてもらった。掃除と片づけが上手で、四女は「おばあちゃんは働き者だ」という。
そこで最後に、部屋の片づけを手伝ってもらうようにと言いつけていたのだが・・・。気分が乗らず、ほとんど片付いていない。ばあちゃんも、強引にやらせるのは気がひけたらしい。
生育の中で身に染み付いた感覚と言うものは、一言二言いって変わるものでもない。
帰宅して、努力のあとが見えないので雷を落とした。・・・とはいえ、片付けるという作業は結構むづかしいのだ。一緒にやることにした。とにかくものが多すぎる。何でもかんでも買い与えるから、本人の管理能力を超える。何度か指摘はしてきたが、回りが言うことを聞かないので、私はノータッチを決め込んできたが・・・、ここにいたっては一緒にやらないわけには行かない。
「だから寮のある学校に行って、きちんとやり直せばよかったんだ!」と、自分の子育ての責任を棚上げし、八つ当たりしそうになった。かわいそうなことを言ってしまったもんだ。
片付けの問題は脳の中の問題である。脳内が整然として合理的な行動が取れるようになるということだ。だから、こだわるのだ。
知的障害の仲間たちを見ていて、こういう身の回りのことが自分でしっかりできるように訓練され身についた仲間たちは、援助する側も気持ちよくできるものなのだ。
第一水準の片付けは何とか終わり、次はまた。子育てに手抜きをしてきたので大変だが、少しでも習慣化して、身につけさせたい。手抜きのツケが来たと思い、頑張るしかない。
ああ、愚痴っぽくなった・・・。
1月19日(月) 「なかなか眠れない」
今日は調理実習でカレーライスを作ったそうだ。「上手にできて、校長先生がおいしいと言った」と、喜んで報告していた。姉たちもよく話を聞いてやり、励まそうとする姿が見える。家事も以前より協力してやる姿がうかがえる。
でも、四女は「なかなか眠れない」という。寂しいとは言わないが・・・。
1月20日(火) 「残り物チャーハン」
「お父さんも久しぶりに何かおいしいもの作ってよ。」・・・別に作らないつもりじゃないが、珍しく今日はだれ、今日はだれと炊事当番が決まるから、お任せしていただけで・・・。
で、今日は残り物でチャーハンを作ることにした。今日は最後にマヨネーズで隠し味。結構、いけるんです。みんな沢山食べていた。・・・ただそれだけのこと。
家族が揃って、穏やかに一日が終わる安心の日。
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
いつもありがとうございます。
ランキングー

↓ ↓


- 関連記事
2009.01.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・父子家庭日記
