NO.905 やったね!福岡市が重度心身障害者の医療費無料を継続。
(この記事が「NPJ お薦め ブログ」で紹介されました。)
福岡市が重度心身障害者医療の有料化を打ち出してきたが、みんなで声を上げて、無料制度を続けさせることができそうです。
市によると、重度心身障害者の年齢に関係なく医療費無料を基本的に継続する方針だ。
県制度にならい所得制限を新設するため、重度心身障害者の一部の人(5%程度)は負担増になる事は残念だが、助成対象を精神障害者にも広げる事は大きな前進だ。
要請葉書を出したり 、議会に請願したり・・・、運動の成果です。
関係者の皆さん本当によかったですね。これからも、あきらめず声を上げ運動を広げましょう。
参考: NO.799 陶友通信NO.116・・・福岡市は、病院代の応援を止めないで!
こちらは陶友通信NO.116の記事です。
重度心身障害者 福岡市が医療無料継続 県制度改正導入せず(西日本新聞 2009年1月22日)
福岡市は21日、市内に約2万3000人の対象者がいる重度心身障害者の医療費助成制度で、昨年まとめた自己負担導入の改正案を撤回し、現行の医療費無料を維持する方針を固めた。同市の助成額は年々増加し、本年度は約41億円に上っているが、重度心身障害者に低所得者が多いことを重視。「自己負担導入は障害者の命と健康を犠牲にする」と主張する議会や市民の声に後押しされ、医療費無料を続けることにした。
同制度は、福岡県が交付基準を定めて各市町村に補助金を出す仕組み。同県は昨年10月、1日500円の入院費など一定の負担を求める制度改正を行っている。
飯塚市や嘉麻市など3市1町を除く県内の大半の市町村が、県の制度を採用して自己負担を導入したが、福岡、北九州の両政令市は態度を明確にしていなかった。
昨年10月、福岡市は県の制度改正に合わせ、いったんは入院費を1日250円にするなど県制度を若干緩めた形で、自己負担導入の制度改正案をまとめていた。
しかし、障害者や福祉関係者でつくる市民団体から「対象の8割は、障害者年金以外に収入がない年間所得100万円未満の人だ」「今の医療費無料は障害者の命綱」といった制度維持を求める声が続出。市議会委員会も今月14日、この趣旨の請願を採択したため、同市は改正案の見直しを進めていた。
同市によると、重度心身障害者の年齢に関係なく医療費無料を基本的に継続。県制度にならい所得制限を新設するため、重度心身障害者の一部の人(5%程度)は負担増になる。助成対象は精神障害者にも広げる方針。
同市は3月議会に関連条例案を提出する。制度の一部改正は10月から実施する方針。同市が制度維持を打ち出したことで、北九州市の今後の対応が注目される。
重度心身障害者の医療費助成制度
都道府県ごとに設けられ、福岡県では県からの補助金を受けた市町村が実施している。政令市の福岡、北九州両市には補助金はない。県は昨年10月に制度を改正し、1医療機関当たり「月500円の通院費」と「1日500円の入院費」の自己負担を導入。この改正に、飯塚市など4市町を除く大半の市町村が同様の自己負担を採用した。
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テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済
2009.01.24 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・福岡市政/地方自治
