NO.947 大将がぶれれば、兵卒は狼狽し・・・。
麻生内閣の支持率、落ちるところまで落ち、もはや自民党支持層も離れているようだ。
史上最低の支持率?早くやめて総選挙を!
この人の迷走・ぶれようは、政策や見解に対する評価以前に、まずはリーダーとしての資質にかけるということではないか。
郵政民営化の賛否をめぐり、発言を二転三転させている麻生太郎首相。本人の弁解に関係なく、くるくる変わっている。
昨年九月の自民党総裁選。
「私は郵政民営化を担当した大臣ですから」。
「忘れないでください。私が総務相として担当しておりました。私が担当としてやらせていただきました」。
そして、半年もたたないうちに、
「みんな勘違いしていますが、郵政民営化担当大臣ではなかった。郵政民営化担当から、私は反対だとわかっていたので、私だけ外されていました」
「(民営化の閣議決定に)最後までサインをしなかったのでもめた。内閣の一員としてということで(仕方なしに)最終的にサインした」(5日の衆院予算委員会)。
それに批判の声が上がると、
「自分なりに勉強させていただいて、最終的に民営化には賛成をしました」(9日の衆院予算委)。
そして、10日夜。
「(民営化の)内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」と開き直り。
2005年の衆院選に関し「あの時『(郵政民営化関連法案に)四分社化(が盛り込まれていると)知ってましたか』と言われたら、知っている人はほとんどいなかった」との認識を示した。
さらに「国民が(争点と)感じていたのは、郵政民営化かそうでないかだけだった。(民営化の)内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」と、郵政民営化の内容に対する国民の“理解度”の低さを指摘。
05年の衆院選は、郵政民営化が唯一最大の争点。選挙に打って出た小泉純一郎元首相が「本当に必要ないのか国民に聞いてみたい」とした郵政法案には、日本郵政公社を民営化し、持ち株会社の下で郵便、窓口、郵便貯金、郵便保険に四分社化する方針が明記され、それは政府の基本方針ともなっていた。
郵政民営化を推進しながら、「反対」「賛成」で、発言をコロコロ変える首相の姿勢は無責任きわまりない。
国民に対しては無論だが、自民党内でも、「悪者になりたくない」という自己保身の根性が見えみえで、さらに求心力はなくなっていくであろう。
一連の発言について、自民党内からの批判も強く、麻生総理は小泉元総理に電話で釈明し、郵政民営化を推進する意向を伝えたそうだが・・・。
自民党の早川忠孝法務政務官は、自身のブログ、政界再編の中で生き残りをかけるために、「辞任」を表明し、わずか4時間で撤回する有様だ。
いよいよ、自立の道を歩むときが来た。
1ヶ月ほど早かったが、今日からは私自身の旗を掲げることにする。
小泉、安倍、福田、麻生と4人の総理の下で政治を学んできた。
清和政策研究会で森元総理の話を間近に聞いてきた。
初めて国会に議席を得てから既に5年が過ぎている。
当初は無我夢中、暗中模索だったが、どうにかここに来て自分の立ち位置が見えてきた。
自分がどう動けば、どう世の中が変わるか。
その手応えが分かるようになった。
もう、人の指図に盲目的に従うことはない。
自分がこれから一番役に立つ道を、自分で選ぶ。
そのことを今日、皆に伝える。
自立する宣言である。
これだったら、麻生内閣の新たな波乱要因などにはならないだろう。
予算が成立して私の責任を果たしたら、その時点で大臣政務官を辞任させていただくつもりだが(なお、この点については、森法務大臣から慰留があり、まだ私の仕事が終わらない、ということで、撤回させていただいた。)、これは別に造反でもなんでもない。
単なる、自立の意思表示である。
既に自民党の多くの国会議員は、自立の道を歩んでいる。
既成の派閥に所属している人もそうでない人も、それぞれ自分の歩む道を懸命に模索している。
私は、日本の政治を安定した軌道に乗せていくためには、どうしても政界の再編が必要だ、と訴えている。
衆議院の解散総選挙の前後の政界再編のために、新党の設立も視野に入れて、それぞれ自立の道を歩まなければならない、と言っているだけである。(以上、部分引用)
自民党はもう、迷走丸、風前の灯?
日本丸の舵取りは不能だ。すぐに、解散総選挙を行うべきだ!
ついでにこんな話もある!きりがなく出てくるよ、自民党。
森氏「民営化賛成、小泉さんだけ」 首相の郵政発言を擁護nikkei nett
自民党の森喜朗元首相は11日、麻生太郎首相が郵政民営化について「賛成ではなかった」と発言したことについて「胸を張って『民営化して正しい』と思った議員は、私は小泉純一郎元首相だけだったと思う」と述べ、同発言で批判を浴びた首相を擁護した。徳島市内で開いた同党参院議員の国政報告会で講演した。
首相が2005年の郵政解散に関して「あのとき4分社化を知っていた人はほとんどいない」との認識を示したことにも、森氏は「よっぽどの専門家でないと分からなかった」と指摘。一方で「少し分が悪くなると浮足立って、自民党の悪口を言って『野党と協力して新しい旗の下に政党をつくる』と、結構な(立場の)人まで言うのは残念」と述べ、中川秀直元幹事長を念頭に党内の政界再編志向組をけん制した。(11日 22:32) (以上、引用)
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2009.02.12 | | Comments(2) | Trackback(1) | ・麻生政権
